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TOKYO漢方鍼医会だより H28年度 5月号

皆さんこんばんは。こんなに暑いとバテてしまいそう。そんな時はさっぱりしたもの食べたいな。。。あっ!そうでした。只今「そば・うどんブーム」真っ盛りの新井芙美法が今回もお送りいたします。

 

先日は、恵比寿にあります「うどん山長」へ行ってきました。「暑くてさっぱりしたもの食べたいな。」と言いつつ、この日はあたたかいお饂飩で、しかもカレーうどん・・・日によって食べたいものって変わりますからね。

お饂飩は、牛肉煮込みカレーうどん。カレーうどんですが、ツルツルっとしたのど越しがよいうどんで見た目のボリュームよりは重くなくいただきました。だし巻き玉子は、ここをお勧めしていた人が食べてみて!と言っていたので注文してみました。出汁の旨さはしっかりと、ねぎと大根おろしに醤油をポチッとたらしてさっぱりと美味しくいただきました。

『だし巻き玉子』

『牛肉煮込みカレーうどん』

とまた長くなりそうなので、ご興味のある方は治療院にてつづきのお話しを!(笑)

 

前置きが長くなりましたが、ここからが当院も参加している勉強会のお話しです。これから先は鍼灸師向け・新井はり灸院を知りたいという方向けになるかもしれません。のでご了承ください。

当院はお休みにさせていただいている日曜日は、隔週で勉強会に参加しています。第二日曜日は「漢方鍼医会」。第四日曜日は「東京漢方鍼医会」。本部と支部の両方とも勉強会があります。

詳しくは、またお話しする機会を作りたいと思います。

先日の第四日曜日は、H28年度5月の東京漢方鍼医会でした。

まず第一席目は、「自由講義」でした。漢方鍼治療を臨床で応用していく中で、気になったことを発表していました。

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臨床の中で疑問に思うことは私もたくさんあります。患者さんを前にすると、なんとか良くなってもらいたいと、ついつい熱が入りすぎてしまったりしてしまうんです。臨床では、患者さんの体の病態がどうなっているのかを自分の頭の中で考えます。しかし、熱が入りすぎるとどうしても考え方が偏ってきたりするものです。勉強会ではそんな偏った考え方ではなく、第三者からの冷静な意見を聞くのもとてもためになります。

臨床の中で生まれる心のモヤモヤみたいなものも、共有して理解を深めていけるような、アットホームでもあり真剣でぶつかり合える勉強会が「漢方鍼医会」の良いところです。

 

第二席目は、「難経ディスカッション 七十七難~七十九難」でした。以前も書きましたが、「難経」というのは簡単に言うと、昔々に書かれた鍼灸のすごいためになる本です。言ってみれば我々鍼灸師のバイブル的なものです。それを読みながら理解を深めていこう!話し合っていこう!という時間が「難経ディスカッション」です。

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今回の発表の部分は「鍼の治療法」となる部分でしたので、理解を深めるには大変ためになるところでした。鍼灸治療院は、病院などとは違いチームを組みながらは治療していくことが少ないので、ある意味孤独な職業です。仲間とともに臨床における様々な話し合いができる勉強会という場所は大事ですね。

 

今月は当院からの発表者がいなかったので寂しい感じもありましたが、来月6月は私の発表がありますので見慣れた顔が出てくるかと思います。

毎日いろんな鍼灸関係の本を机に並べながらコツコツと発表の準備中です。ただ並べてるだけではなくちゃんと調べながら勉強しておりますのでご安心を。

 

勉強会のはなしは少々専門的な部分がどうしても多くなってしまうので、限られた一部の方以外は面白みに欠けてしますので、何かしらの記事を添えて、当院のスタッフの人となりをわかっていただけるようなプライベートな話を含んだブログをお届けできればと思います。よろしくお願いいたします。

では皆さんお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

 

更新日:2016.05.24

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