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古典を読むぞ‼

皆さんこんばんは。

本当にお久しぶりのブログ更新です!!

ずっとサボってばっかりで…と言われてしまいそうですが、言い訳ついでに、私たちが日々診療以外で何をしているかをお伝えしてみます。

休憩は時には必要なので、休憩時間というのもとらせてもらっていますが、それ以外はエンジンフル稼働で生活しています(笑)

私たちは日々の治療の合間や、診療終了後に、治療に関して話し合ったり、所属鍼灸学会での発表の資料作りをしたり、スタッフの健康管理のために治療をしたり。と何かとしています。

言い訳にはなりませんが、HP管理も大切なお仕事ですよね。(以後精進いたします。)

僕たちは「鍼灸師は一生勉強だ‼」と院長先生たちに言われて鍼灸について勉強を日々していますが、現在取り組んでいるのはコチラ‼

「難経本義諺解のデータ化」です。。。

『治療院での作業風景です。』

はて?何を言っているのでしょうか?とポカーンとしてしまいそうなので、簡単に説明してみますね。

 

我々鍼灸師は、「東洋医学」というものをベースに患者さんのお身体がどのような状態になっていて、つらい症状が出ているのかな?ということを考えて治療をしています。

患者さんのお身体は一緒でも、病院などの西洋医学でお身体の状態を診ていくのと、鍼灸などの東洋医学でお身体を診ていくのでは、ちょっと違います。

今ある辛い症状・状態から元気で健康的なお身体になるためにどのような方法で治療を進めていくか。というところが違います。

それを判断する基準として、症状はもちろんですが、西洋医学では、血液検査などの数値データやレントゲン・MRI・CTなどの画像データで診断したりします。東洋医学でも、症状はもちろん、顔の色、お腹、肌のツヤの状態、脈などで診断していきます。

例えて言うのなら、新宿から東京に行きたいときに、新宿-東京間を「山手線」を使うのか?「中央線」を使うのか?みたいな違いです。ちょっと飛躍過ぎましたかね(笑)

とにかく、辛い症状や状態が治るために、そのお身体の状態をどのように捉えて、治療していくかがポイントとなります。

それを理解していくための情報が詰まっているのは、東洋医学が生まれた、今からはるか昔の本の中にあるのです。

そう。それが「古典」!

今我々が取り組んでいる「難経本義諺解」という古典を、見やすくデータ化してもっともっと勉強していこう!

そうしたら、日々治療院に来る患者さんのお身体はどのようになっていて、元気になるためどうしたらいいのかわかってしまうぞ!ということなのです。

 

現代医学の進歩というのは、すごいものです。

東洋医学というものは、先ほども言いましたが、今から何千年も昔からある医学です。東洋医学を勉強するということは、昔に書かれた「古典」を読んでいかないと、東洋医学の理解というものは考えられません。

「古典」を読んだりしていると、東洋医学というものが現代医学とリンクするところが見つかったり、勉強していくと発見があり面白いものです。

 

というわけで、皆様のお身体のつらい原因や治るヒントに結び付いていく東洋医学の理解を深めていくことこそが、日々の勉強で大切なことだと思っています。

皆様の健康のお力になるためには日々勉強、一生勉強。なのです。

 

今年こそは一生懸命ブログも頑張ります!治療関係の記事も皆さんにお届け致します。

ではまたー。

更新日:2018.02.21

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