梅雨だ!そうだ!漫画を読もう!
みなさんこんばんは。
ついに梅雨です。ゴロゴロしたくなる季節です。(もちろんゴロゴロしてばかりはダメです。)
そんな時は…「そうだ!漫画を読もう!」
という気分になるかと思いますので、推薦図書のコーナーとします。
梅雨の時期は、ダルくなりやすく、やる気も起きずらいので、どうせ読むなら…
・ゴロゴロしながら読みやすくて。
・健康情報が書かれていて、ためになる本で。
・どうせなら東洋医学や鍼灸について描かれていて。
・自分の生活を見直すこと出来て、日々の暮らしが素敵になれる。
なんていう都合良く、健康情報×鍼灸×自己啓発みたいな本ないかなー…
と思ったらあったんです。
というわけ本日は、鍼灸に関するおススメの漫画を新井芙美法が紹介していきます。
ここのHPに辿り着いていただいたということは、少なからず「東洋医学」や「鍼灸」に興味を持っていただいている方が多いかと思いますが、
訳も分からず辿り着いてしまった…
という方もいるかもしれません。
そんな方においても「鍼灸」に少しでも興味を持っていただくきっかけとなって頂ければ幸いです。
「鍼灸」という選択肢
みなさんはおからだに不調を感じた場合どのようなことをしていますか?
ほどんどの方は「とりあえず薬局でお薬」「とりあえず病院へ行ってみる。」ということがまず思い浮かぶはずです。
しかし、薬がそんなに効かない、病院で調べてみても原因はよくわからない。なんていうことはよくあることです。
『わたしのこの辛い症状はいったい何なんだ…』
ということがきっかけで、ご自身の症状や治療方法についていろいろと探してみた結果「鍼灸」に辿り着いた。
このような経緯で「鍼灸」を知ったと治療院ではよくお聞きします。
実際のところ、治療法のファーストチョイスとして「鍼灸」が出てくることはいまだに少なく、世間的な認知度はかなり低い方です。
そもそもみなさんにとって「鍼灸」ってどのようなイメージをお持ちなのでしょうか?
というわけで、みなさんが抱いている『「鍼灸」・「東洋医学」って私には〇〇なイメージ。』
というのを、鍼灸を知らない友人や初めて鍼灸を受ける初診の患者さんなどと話していて聞いた、鍼灸のイメージについて少し話していきますね。
みなさんの「鍼灸」のイメージ
『痛くないの?』『熱くないの?』『怖くない?』などの質問を耳にします。
鍼灸を受けたことのない方にとっては、このようなネガティブなイメージを抱いている方が残念ながら多いのようです。
そして、「鍼灸」は起源を東洋に持つ「東洋医学」と呼ばれるものに含まれますが、この「東洋医学」は理解するのが小難しいのがネックになっています。
東洋医学を細かく説明しようとすると、”陰陽論”・”五行論”・”気血水”… なんていう「?」が頭の上に見えてきそうな普段聞きなれない言葉使ってしまう傾向があります。
このネガティブなイメージや東洋医学の小難しさを解決していくことができれば、「鍼灸」がみなさんにとってより身近なものになっていくと思うのです。
しかし、そもそも日本の人口の3%程度しか、鍼灸を実際に受けたことがないという驚きの事実!!
何事も新しく始めることは少し腰が引けてしまうものです。
実際に「鍼灸」を受けて頂ければイメージは変わるはずなのですが、なんだか一歩足を踏み入れにくい…
鍼灸は、からだの治る力をしっかり発揮できるように手助けするとても自然な治療法で、実際は優しく・心地よい施術だという事をもっといろいろな人に知ってほしい。
そんな気持ちで日々施術を通して伝えていけたらと「鍼灸」をしています。
漫画×鍼灸
そんな小難しいものは、言葉で説明してもなかなかわかりにくいものですよね。
やはりイメージしやすくビジュアル化したものの方がとても理解しやすく素敵。
そこで本日ご紹介したいのがコチラ!!
「素直なカラダ」(モーニングKC) 著:東野柚子
鍼灸関連の小説や、漫画もいくつかあるのですが、とてもちょうどイイ具合に描いてくれています。(個人的に絵のタッチが好きなので好印象ですが…笑)
何がちょうどイイかというと、「鍼灸」となると専門的で少し意気込んで読まないと!と思いがちですが、こちらは漫画自体にストーリー性もあり、登場人物にしっかりとキャラクターがあるので、シンプルに「漫画」として読むことが出来るのがとても素晴らしいです。
多少専門的な部分ももちろんあるのですが、コマ割りや吹き出し内の文字数などに工夫があり、堅苦しさを感じず読みやすいのもちょうどイイ。
東洋医学を知らない人には目からウロコな情報もあり、新しい発見となることも多いかと思います。
なので、鍼灸を知らない人も、興味はあるけれどまだ受けたことがない人も、ただのマンガ好きの人も。
どんな人でも「鍼灸」や「東洋医学」を知るきっかけになってくれるツールだと思います。
ネタバレになるといけませんので、内容についてはあえて語りませんが、おススメです!
当院の待合室に、置いてありますので是非お手に取って読んでみて下さい。(待合室はゆったりとお過ごしいただけますのでご安心くださいね。)
みなさんが気軽に手に取りやすい「漫画」から、鍼灸への入り口が広がることを期待しています。
更新日:2018.06.21