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偏頭痛(T・Kさん)

  • 年齢:65歳
  • 性別:男性

来院時の症状

偏頭痛

最初に新井先生に伺ったのは確か33歳位ではなかったでしょうか。遺伝と思われる偏頭痛に悩んでいたところ、紹介を受けて治療を受け始めました。高円寺のガラス張りのビルでした。それから何と32年になろうとしていて、現在は頭痛の発作はほとんど無くなりました。有り難い話です。

私は30歳を超える辺りから偏頭痛に悩まされるようになり、よく会社を突然休んでいたりしました。ときには2~3日休んでしまい、それが年に4~5回もあると、この先がとても不安になりました。発作が起きると吐いて、何も喋りたくないし、頭から布団をかぶってただただ耐えて頭痛が過ぎ去るのを待つだけでした。大病院での精密検査はとくに異常なしで、答えとして受け取ったのは痛み止めの薬でした。 新井はりの素晴らしいところは、鍼の痛みがほとんど無いことです。そして、不思議なことに治療のベッドに横になってしばらくすると何も治療を始めていないのに、このあと良くなりそうな予感がしてくるのです。こう書くと何かオカルトめいてきますが、本当の体験です。

症状を訴えると先生は必ず「苦しかったでしょう」「たいへんでしたね」と優しく声がけしてくれます。そして「きっと良くなりますよ」「できるだけやってみましょう、大丈夫」と励ましてくれます。その瞬間だけでも来て良かったと思うのです。 偏頭痛の治療は長い時間掛かるだろうというお話を頂いていました。 最初は月に平均4回通いました。発作で頭が割れるほど痛いときには鍼治療で若干軽くなった程度で帰ることもありました。そんなときは、こんなものかな?と密かに疑問に思うことも正直ありました。そして治療を続けていくうちに、手首、足首、手足の指への治療でお腹の中で胃や腸が動くのが分かるようになってきます。深い呼吸が戻ってくるのです。そうして頭痛が帰りにはほとんど消えてしまっていたりします。

4~5年を経過する頃から通院も減らして月1回位にして徐々に頭痛を忘れていきました。現在65歳を迎え、ほとんど頭痛に苦しむことは無くなりました。有難いことです。

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