スタッフ紹介

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新井 敏弘(あらい としひろ)

  • 漢方鍼医会 会長・理事
  • 日本伝統鍼灸学会 会員

資格

  • 厚生労働大臣認定 はり師
  • 厚生労働大臣認定 きゅう師

略歴

1957年東京都杉並区生まれ
1979年早稲田鍼灸専門学校入学
1979年新宿、東洋はり医センター 福島弘道先生に師事・ 東洋はり医学会入会
1981年早稲田鍼灸専門学校卒業
1984年東洋はり医センターにて5年半の修行を終える
1985年高円寺南口にて巽堂新井はり灸院を設立
1992年漢方鍼医会を同士6人と共に設立〔現在会員数約200人〕発起人となる
1997年開業13年目を迎え 高円寺北口にて巽堂新井はり灸院を新設移転
2015年開業31年目を迎え、高円寺南口駅前にて再び巽堂新井はり灸院、新設移転オープン

鍼灸を志したきっかけ

20代の頃、美大予備校で何時間も座りっぱなしで作品造りをしていた際、坐骨神経痛をはじめ、身体のバランスを崩し、はりきゅう治療を受けたのがきっかけ。

得意とする治療

不妊症治療、婦人科疾患、(生理痛、生理不順)、高血圧、顔面神経麻痺、腰痛、坐骨神経痛、ヘルペス(帯状疱疹)、乾せん、頭痛等でお悩みのかたは、諦めずに是非ご相談下さい。お待ちしております。

出身地

生まれも育ちも、東京都杉並です。 途中、埼玉に引っ越しましたが、又杉並の空気が忘れられず戻ってきてしまいました。

好きなこと

鍼灸
なんと言っても現在の鍼灸の仕事は天職だと思っております。 生まれ変わってもやりたい仕事です。

お酒
旅行、テニス、卓球、ミュージカル、映画鑑賞、美術館巡り、スポーツ観戦しながらスッタフとビールを飲むこと。

釣り
大自然の中、釣り糸を垂れて川の流れを聞いている時間は最高!大好きな時間です。 将来はゆっくりと自分の好きな絵を描く時間も作りたいと思っています。

好きな場所

ホキ美術館 :疲れた時には行きたい場所です。私のエネルギー充電スポットです。
HOKI MUSEUM

みなさまへ

私達が行う治療は、「古典鍼灸医学」と言われる、何千年も前から行われている治療に基づき治療を行っております。「脉診」「腹診」「肩のはりぐあい」「肌の艶」を拝見し、一人一人の患者さんと向き合い診断します。ですから同じ症状であっても一人一人の治療が違います。また、季節から診た治療方法も関連付けます。季節が変わると使うツボも変わってきます。

経絡、経穴を選び細い鍼を用い五臓六腑のバランスを整える事により、経脈の流れを良くし、身体そのものが持つ自然治癒力を高め、病を治していきます。 古典鍼灸の心地良さと、効果を実感してください。決して痛いものではありません。

以下は経絡治療の土台を築いた、いまは亡き柳谷素霊先生の言葉を引用したものです。

柳谷素霊著 『鍼灸医術の門』より

 水、米、酒、・・・・・・と書いたからと言って三題話を始める訳でもなければ、日蓮の君子の造り方を云わんとするのでもない。世に水はH2Oであり、米は含水炭素であり、酒はアルコールとのみ考えている人々に対していささか異論をさしはさもうとする下心からである。水に硬水もあれば軟水もある。泉水もあれば、流水もある。米に上品もあれば下等もある。内地米もあれば南京米もある。酒に灘の生一本もあれば合成酒もある。老酒もあれば、新酒もある。
我々の実生活にはH2Oの含水炭素、アルコールよりも水、米、酒の方がぴったり来る。
水、米、酒、はそれ自体がある。どの水、米、酒を飲んだり、食ったりしても同じことだなどと語る手合いには話が通じない。
 鍼灸もその通りだ。鍼の味、灸の味の分からぬものに話しても始まらぬ。况んや鍼や灸が、機械的刺戟、温熱的刺戟療法だと片附ける手合いにはH2Oや含水炭素や薬局方のアルコールでも飲ませたり食わして置けばよい。話したって分からぬ手合いには話す張り合いがない。鍼や灸の味わいを知らんとする人は本書を見てもらいたい。そして、鍼や灸を施してもらいたい。
  行鍼施灸は芸術だ。道楽心がなければ出来ない業だ。 面白いではないか一本の鍼、一握りの艾で万病を治し得るならば、 愉快ではないか。鍼灸をして万薬の作用を起こさせるとしたなら。 相手は生き物だ。益々面白かろう。 又やりがいのある男子の仕事ではないか。 この門を通じて案内が分かったら、聖人のおわします、 術の薀蓄の積まれたる堂奥に参じ耆婆、扁鵲の如き神医となる 夢を見るのも又愉快ではないか。 この門が幸い前記の念願を満たす道標となれば 著者の望外の喜びである敢えて無言を重ねて序とする所存である。
和和廿三年戌子歳春分
於湘南之地
後学 柳谷素霊
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